9月の雨 September rain 2004 10 20

 今の株式市場を見ていると、
個人投資家の動きが鈍いと思います。
 それは、「9月の雨」で、風邪を引いたからです。
9月下旬は、小口の売りでも値を崩す銘柄が多かったのです。
 いつもならば、分厚い「買い板」があったので、
そこから、個人投資家は、買い上がって行ったのです。
つまり、個人投資家は、分厚い買い板を株価の底と見なして、
上値を追い求めていったのです。
 ところが、9月下旬は、こうした買い板がなくなってしまったので、
小口の売りでも、簡単に値を崩す銘柄が多くなってしまったのです。
これが、個人投資家にとって、冷たい雨となり、風邪を引く原因になったのです。
 早く、個人投資家が、こうした風邪から治り、元気になってほしいと思います。
個人投資家の動きが鈍いと、相場に「花」がありません。




















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